双子アーティスト・Taichi&Shotaの東京初個展「TWO as ONE ~二人の生成~」に行ってきました

Taichi&Shota個展「TWO as ONE」会場の様子

「これは、ぜひみなさんにも見てほしい」と思い、スタッフが足を運んできました。自閉スペクトラム症のある双子アーティスト・Taichi&Shotaの東京初個展「TWO as ONE ~二人の生成~」です。会場は帝国ホテルプラザ1階のGomeisa GALLERY。名前を聞いた瞬間から興味を持ちましたが、実際に作品と向き合うと、その印象はさらに大きく超えていきました。

Junoでは発達支援の必要なお子さまたちと日々関わる中で、その子ならではの「好き」や「得意」が、どれほど豊かな表現になりうるかをいつも感じています。今回の個展は、まさにそれを体現するような場所でした。


自閉スペクトラム症のある18歳の一卵性双生児

Taichi&Shotaは、香川県高松市を拠点に活動する18歳の一卵性双生児です。兄のTaichi(泰一)さん、弟のShota(祥大)さんは、2歳頃から毎日のように絵を描き続けてきました。

2025年には香川県で初個展を開催し、それまでに描きためた作品とともに、二人による合作を初めて発表。同年には「24時間テレビ」のチャリティーオークションにも作品を出品し、注目を集めました。


異なる画風から生まれる、一つの作品

兄・Taichiさんの作品は、動物たちの丸く大きな目と鮮やかな色使いが印象的です。一方、弟・Shotaさんは、恐竜や生き物の形、歯や身体の特徴などを細やかに捉えて描きます。

今回の個展では、二人が一つのキャンバスを共有して描いた合作をはじめ、新作を含む約50点を展示。それぞれの画風を残しながら、一枚の中で自然に重なり合う独自の作品世界を楽しむことができます。大型サイズの合作については、抽選販売も予定されています。

会場を訪れた際にも、多くの方が作品を鑑賞し、購入されていました。色使いや生き物の表情、二人の表現が一つに重なる構成など、作品そのものの魅力に惹かれている様子が印象的でした。

個展会場の様子(1)
個展会場の様子(2)
個展会場の様子(3)
個展会場の様子(4)

ご家族から伺ったこと

会場でお母さまにお話を伺うと、二人は2歳頃から絵を描き始め、絵を描いている間は静かに過ごしていたそうです。また、「壁に絵を描いても叱らなかった」「特に何もしていないんです」と話してくださいました。

会場では、制作する二人のそばで、お父さまが背中にそっと手を添え、穏やかに見守る姿もありました。

子どもが安心して夢中になれる時間を見つけ、その子なりの表現を急いで直さずに見守ること。二人の作品とご家族の姿から、子どもの「好き」を尊重することの大切さをあらためて感じました。

Junoのスタッフとして日々関わる中でも、「この子はこういうことが好きなんだ」という瞬間を大切にしたいと、改めて思わせてもらえた訪問でした。会場には各界の著名人の方も来場されており、作品の持つ力を改めて感じました。東京・帝国ホテルプラザという立地ですが、入場は無料。9月13日(日)まで開催されています。ぜひ足を運んでみてください。

この個展についてはJunoのnoteでもご紹介しています。あわせてご覧いただけますと嬉しいです。
▶ noteの記事を読む


個展開催情報

  • 個展名:双子アーティスト Taichi&Shota 東京初個展「TWO as ONE ~二人の生成~」
  • 会期:2026年8月27日(木)〜9月13日(日)
  • 時間:12:00〜19:00
  • 入場料:無料
  • 会場:Gomeisa GALLERY
  • 所在地:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ1階
  • 展示内容:新作を含む約50点
  • 個展公式案内(MARPH)
  • Taichi & Shota 公式Instagram

※本記事に記載したご家族のお話は、会場で直接伺った内容です。個展の紹介および会場で撮影した写真の公開について、事前にご家族の了承をいただいています。