このページは、お子さまの発達支援に関わる支援機関、医療機関、また教育機関(園・学校)の皆さまに向けて、Junoの役割や連携の進め方をご説明するものです。

保護者の方もご覧いただけますが、ご利用をご検討の方は「事業内容・サービス」のページに詳しくご案内しています。

支援機関・医療機関・教育機関の皆さまへ

こども訪問看護ステーションJunoは、名古屋市緑区・天白区・瑞穂区・南区を中心に、0歳から15歳のお子さまのご自宅へ伺う、発達支援に特化した訪問看護ステーションです。

発達障害(神経発達症)やグレーゾーンのお子さま、不登校や園・学校への行きしぶりがあるお子さまを対象に、児童精神と発達支援について学んだ看護師が訪問しています。2019年の開設以来、23,000回以上の訪問を重ねてきました。

このページでは、お子さまとご家族に関わる支援機関・医療機関・教育機関の皆さまに向けて、Junoが担う範囲、担わない範囲、連携の進め方をご説明します。

ご紹介を検討される際の判断材料としてご覧ください。ご不明な点は、お電話(052-627-3959)でもお気軽にお問い合わせください。

Junoが担うこと/担わないこと

支援の重複や役割の混同を避けるため、Junoが担う範囲を明示します。

担うこと
発達状況の多角的なアセスメント
独自の観察チェックシート「いまここシート」や観察記録、その他大学発表論文等を用い、感覚・言語等8つの領域から、お子さまの現在地を整理します。お子さまに負担のかからない形で、遊びや自然な関わりの中で確認します。
ご家庭での関わり方の設計と実践
アセスメント結果をもとに、ご家庭で無理なく続けられる関わり方を設計し、訪問のなかで実践します。
保護者支援
お子さまだけでなく、保護者の方のお話を伺う時間も設けています。ごきょうだいのこと、園や学校とのやりとり、ご家庭での対応に迷ったときのことなど、一緒に考えます。
園・学校へ共有できる資料の作成
アセスメント結果を視覚的に整理し、園や学校へお願いしたいことをまとめた資料をご提供します。関わる方が同じ方向を向くための共通言語として活用いただけます。
生活面のご相談
生活リズム、睡眠、食事、身辺自立などの困りごとにも対応します。
医師・関係機関への報告
訪問看護報告書を主治医へ毎月提出します。ご希望に応じて、ご紹介いただいた機関へも支援経過を共有いたします。
担わないこと
診断
診断は医師の役割です。Junoは診断を行いません。アセスメント結果は臨床的な整理であり、診断ではありません。
心理検査の実施・判定
WISC等の標準化された心理検査は、当ステーションでは実施しておりません。
園・学校への訪問、教員との直接協議
Junoが訪問するのはご自宅です。園や学校へ伺うことはありません。
※ 保育所等訪問支援とは異なるサービスです(下記参照)
園・学校との情報共有は、保護者を介した資料提供の形で行います。
学習指導
教科学習の指導は行いません。学習に関わる困りごとについては、姿勢や注意の持続といった土台の部分に働きかけます。
送迎・預かり
送迎や、レスパイトを目的としたお預かりは行っていません。
24時間対応・緊急時の駆けつけ
営業時間は平日9:00〜18:00です。営業時間外の夜間帯についてはオンコール対応を実施しています(原則、緊急時の駆けつけは行っておりません)。
医療的ケアが主目的の場合
人工呼吸器の管理、気管切開部の管理、経管栄養などの医療的ケアが主目的となる場合は、専門のステーションをご案内します。
保育所等訪問支援との違い
保育所等訪問支援: 支援員が園・学校へ出向き、集団生活の場で支援する
Junoの訪問看護 : 看護師がご自宅へ伺い、家庭での生活を支える
訪問先が異なるため、併用いただけます。園での支援は保育所等訪問支援が、家庭での支援はJunoが担うという役割分担が可能です。

現在の受け入れ状況

平日日中(9:00〜15:00)
余裕あり
ご案内できる枠に余裕があります。不登校のお子さま、未就学のお子さまのご紹介は、比較的スムーズにお受けできます。
平日夕方(15:00以降)
お待ちいただく場合あり
ご希望が多く、開始までにお待ちいただく場合があります。学齢期のお子さまで放課後の訪問をご希望の場合は、事前にご相談いただけますと幸いです。

※ 状況は変動します。最新の空き状況はお問い合わせください。

対象となるお子さま

年齢

0歳〜15歳

・男子:小学6年生まで(訪問の継続は中学3年生まで)

・女子:中学3年生まで(訪問の継続は高校3年生まで)

状態像

ASD(自閉スペクトラム症)/ADHD(注意欠如多動症)

DCD(発達性協調運動症)/知的発達症

不登校・園や学校への行きしぶり

生活リズムや身辺自立の困りごと

診断はないが発達面で気になる点がある(グレーゾーン)

※ 診断の有無は問いません。
※ 医療保険での訪問看護のため、受給者証は不要です。

対応エリア

名古屋市緑区・天白区・瑞穂区・南区を中心に、名東区・昭和区、愛知郡東郷町にも訪問しています。

その他の隣接エリアについても、状況によりご相談に応じます。

以下は、ご紹介を検討される際の判断材料としてお示しするものです。該当する場合も、まずはご相談ください。対応の可否は、個別の状況を伺ったうえで判断しています。

対応が難しい場合

医療的ケアが主目的となる場合
人工呼吸器の管理、気管切開部の管理、経管栄養などが必要な場合は、専門のステーションをご案内します。
※ 発達支援を目的としたご紹介であれば、医療的ケアを他機関が担っている場合でも対応可能です(併用については後述)
LD(限局性学習症)のみの場合
ほかに発達面の困りごとがない場合は、学習支援を専門とする機関のほうが適していると考えます。
看護師1名での安全確保が継続的に困難な場合
他害や物の破損が重度で、単独訪問での安全確保が難しいと判断される場合があります。この場合、以下を検討します。
  • 保護者が在宅されている時間帯での訪問設計
  • 平日日中であれば、複数名での訪問を調整できる場合があります(夕方の時間帯は人員の都合上、対応が難しい状況です)
  • 上記でも安全確保が難しい場合は、他機関との連携、または他機関へのご紹介
初回面談の段階で状況を伺い、対応方針をご相談させてください。
他の訪問看護ステーションを利用中の場合
制度上、同時に複数の訪問看護ステーションと契約することはできません。
※ 病院・診療所・クリニックからの訪問看護との併用は可能です(後述)

ご紹介から訪問開始までの流れ

1
ご相談・お問い合わせ

お電話またはフォームからご連絡ください

支援機関・医療機関・教育機関等の方から直接ご連絡いただいても、保護者の方から直接ご連絡いただいても構いません。お電話(052-627-3959)またはお問い合わせフォームから。

2
初回面談

事務所またはオンラインで、お子さまの状況を伺います

所要時間は40分程度。お子さまの同席は任意です。支援者の方に同席いただくことも可能です。実際に、支援者の方とご一緒にお越しになるケースも多くあります。

3
精神科訪問看護指示書の発行

主治医から精神科訪問看護指示書を発行いただきます

医療保険での訪問看護には、精神科の医療機関の医師による精神科訪問看護指示書が必要です。かかりつけ医が精神科以外の場合や、かかりつけ医がいない場合は、Junoが提携する医療機関をご紹介することも可能です。

4
準備期間・関係構築

いきなりアセスメントには入りません

まず保護者からお話を伺い、お子さまとの関係を築く期間を設けます。

5
いまここシートによるアセスメント

関係ができてから、多角的なアセスメントを実施します

感覚・運動・言語・コミュニケーション・生活などの領域から、お子さまの現在地を整理します。

6
通常訪問の開始

アセスメント結果をもとに支援方針を立て、訪問を継続します

定期的に振り返り、方針を見直します。1回の訪問時間は30分です。

連携とフィードバック

主治医への報告
訪問看護報告書を毎月提出します。
ご紹介元への共有
ご希望に応じて、支援の経過を共有いたします。保護者の同意を得たうえで行います。
園・学校向け資料の提供
アセスメント結果を整理し、園や学校へお願いしたいことをまとめた資料をご提供します。保護者を通じてお渡しする形です。
ケース会議・個別支援会議
ご招集があれば、日程が合う範囲で参加しています。オンラインでの参加も可能です。
※ 訪問業務との兼ね合いにより、参加が難しい場合もあります。事前にご相談ください。

併用について

病院・診療所からの訪問看護 併用可
児童発達支援/放課後等デイサービス 併用可
保育所等訪問支援 併用可
相談支援(計画相談) 併用可
他の訪問看護ステーション 制度上、併用不可

実際に、医療的なケアは病院にて実施され、発達支援に関するケアはJunoが担う形でご利用いただいているケースもあります。

職種別のご案内

指示書の発行について

医療保険での訪問看護に必要な精神科訪問看護指示書について、必要があればJunoから様式をお送りしますので、ご記入・ご返送ください。発行には精神科の医療機関の医師による診察が必要です。ご不明な点があれば、お電話でご相談ください。

診療の負担について

訪問看護報告書を毎月お届けします。ご家庭での様子、支援の経過を整理した形でお送りしますので、外来での限られた時間を補う情報としてご活用いただけます。

こんなケースでご相談ください

  • 診断はついたが、家庭での具体的な関わり方をサポートする時間がない
  • 療育につながってはいるが、家庭での困りごとが解決していない
  • 不登校で、家庭での生活リズムが崩れやすくなっている
  • 保護者の疲弊が大きく、家庭全体への支援が不十分な状態となっている
  • 診断には至らないが、経過観察だけでは不十分と感じている

診断がついていない段階でも

Junoは診断の有無を問いません。「発達が気になる」という段階からのご紹介も歓迎します。早い段階での関わりが、その後の見通しを変えることがあります。

訪問看護という選択肢

対象となるお子さまにおいて利用計画を立てる際、訪問看護は医療保険のサービスのため、障害福祉サービスの支給決定とは別枠でご利用いただけます。受給者証の支給に影響しません。

併用について

児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、いずれとも併用可能です。

  • 日中の集団の場での支援は児発・放デイが担当
  • 園や学校での支援は保育所等訪問支援が担当
  • 家庭での生活及び発達支援全般、また保護者支援はJunoが担当

という役割分担が可能です。

こんなケースでご相談ください

  • 通所系サービスは利用しているが、家庭での困りごとが続いている
  • 保護者の負担が大きく、家庭への直接的な支援が必要
  • 不登校で日中の居場所がなく、家庭での関わりを整えたい
  • 発達支援全般の視点において整理が必要だと感じる

モニタリング時の情報提供

ご希望に応じて、支援の経過を共有いたします。モニタリングの資料としてもご活用いただけます。

競合ではなく、相互に補完しあう関係です

Junoが訪問するのはご自宅です。事業所での支援とは場面が異なります。

事業所では見られない家庭での様子、家庭でしか起きない困りごとにアプローチするのが、Junoの役割です。

併用のかたち

  • 事業所での取り組みを、家庭で継続できるよう支える
  • 家庭での様子を整理し、事業所での支援に活かせる形で共有する
  • 保護者の相談相手として、家庭側を支える

実際に、児発・放デイをご利用のお子さまが、並行してJunoの訪問を受けているケースが多くあります。

こんなケースでご相談ください

  • 事業所では落ち着いているが、家庭では荒れている
  • 保護者が家庭での対応に困っており、事業所だけでは補えない
  • きょうだい児を含めた家庭全体への支援が必要
  • 欠席が増え、家庭での状況が見えにくくなっている

情報共有について

保護者の同意を前提に、アセスメント結果や支援の経過を共有することが可能です。

選択肢の一つとして

保護者の方から「どこに相談すればよいか」と尋ねられることがあるかと思います。そうした場面で、「訪問看護型の発達支援」という選択肢があることを知っておいていただければ幸いです。

特定の事業所を推薦していただく必要はありません。地域にこうした社会資源があるという情報として、お受け取りいただければと思います。

不登校のお子さまについて

不登校や行きしぶりに関するケースも、Junoではよく相談をいただきます。

学校に行けない時間帯をご家庭でどう過ごすか。生活リズムをどう整えるか。本人の意欲をどう支えるか。こうした部分は、学校の中だけでは支えきれない領域だと考えています。

登校を促すことを目的とはしていません。ご家庭での生活を整えることを通じて、お子さまが次の一歩を踏み出せる状態を、ご家族と一緒に作っていきます。

Junoは学校・園へは伺いません

訪問先はご自宅のみです。教室での支援や、教職員の方との直接の協議は行っておりません。

※ 園や学校へ支援員が出向く「保育所等訪問支援」とは異なるサービスです。

※ 必要に応じてケース会議に参加することも可能です。

情報共有のかたち

Junoが整理したアセスメント結果をもとに、園や学校へお願いしたいことをまとめた資料を作成しています。保護者の方を通じてお渡しする形になりますので、お手元に届いた際は、支援の参考としてご覧ください。

こんなお子さまについて

  • 不登校、行きしぶりが続いている
  • 家庭での様子が見えず、連携が取りづらい
  • 保護者の疲弊が大きく、学校からの働きかけが届きにくい
  • 診断はないが、発達面で気になる点がある

よくあるご質問(支援機関・医療機関・教育機関の皆さまから)

訪問先が異なります。保育所等訪問支援は支援員が園や学校へ出向き、集団生活の場で支援を行います。Junoの訪問看護は、看護師がご自宅へ伺い、発達支援及び家庭での生活支援を行います。場面が異なるため、併用いただけます。
不要です。Junoは医療保険での訪問看護のため、障害福祉サービスの支給決定とは別枠となります。受給者証の支給量にも影響しません。
必要があるようでしたら、様式をJunoから送付させていただき、ご記入・ご返送いただく形です。発行には精神科の医療機関の医師による診察が必要です。かかりつけ医が精神科以外の場合は、Junoが提携する医療機関をご紹介することも可能です。
可能です。診断の有無は問いません。「発達が気になる」という段階からのご相談も歓迎しています。
併用可能です。通所での支援と、家庭での支援は場面が異なるため、補完的な関係になります。
訪問看護ステーション同士の併用は、制度上できません。ただし、病院や診療所からの訪問看護との併用は可能です。実際に、医療的ケアは病院の訪問看護が、発達支援はJunoが担う形でご利用いただいているご家庭があります。
ご希望に応じて共有いたします。保護者の同意を得たうえで、支援の経過をお伝えします。主治医には訪問看護報告書を毎月提出しています。
まずはご相談ください。隣接エリアであれば対応できる場合があります。
構いません。保護者の方からのご連絡でも、支援者の方からのご連絡でも、どちらでも対応いたします。
平日日中の時間帯であれば、比較的スムーズにご案内できます。平日15時以降をご希望の場合は、お待ちいただく可能性があります。精神科訪問看護指示書の発行にかかる期間にもよりますので、まずはご相談ください。

ご相談・お問い合わせ

ご紹介のご相談、連携に関するお問い合わせは、お電話またはフォームからお願いいたします。

ご紹介にあたってのご不明な点、Junoで対応可能かどうかの事前確認など、お気軽にご連絡ください。

電話で相談する(052-627-3959) お問い合わせフォーム

受付時間:平日9:00〜18:00

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